アート思考の定義
アート思考とは、アーティストが作品を生み出す過程に着目し、その創造的な思考法をビジネスや人生に応用するアプローチです。
論理的な問題解決ではなく、「自分は何を表現したいか」「何を問いかけたいか」といった内発的な動機から出発し、未知の価値や問いを創造することを目的とします。
- 延岡健太郎教授(大阪大学)は「創造者の考え・感情・信念・哲学の表現」と定義
- Amy Whitaker氏は「A地点からB地点へ行く方法ではなく、B地点そのものを発明するプロセス」と表現
- デザイン思考が「顧客中心」なのに対し、アート思考は「自分中心」「ブレークスルー指向」
経営におけるアート思考の定義
経営文脈では、アート思考は人的資本の価値を最大化するための触媒として位置づけられています。
経済産業省の資料では、以下のような観点が示されています:
- 社員の個性や探究心を尊重する思考様式
- 対話を促進し、組織文化を変革する力
- イノベーション創出に資する創造的環境の構築
- 「効率」から「効果」への転換を促す
つまり、アート思考は「何を効率よくやるか」ではなく、「何をやるべきか」を問い直す力を持ち、企業のパーパスやビジョンの再構築にも貢献します。
(引用元:Copilot)
なぜ弊社が必要性を感じているのか?
0~1を作る思考力
経営及びイノベーションにおいて、新しい思考法が必要な時代になってきています。AIの可能性やあらゆる思考法及びフレームワークを使い、1~2は誰でも作れる時代になってきました。そのためどの経営でも行き詰まりを感じている法人様が多いと思います。
私自身、学び続けていますが、思考や知識だけでは限界があります。そのために必要になってくるのが、
0~1を生み出すアート思考、経営の感性に基づく考え方でと考えています。
現在の経営では、生産性の向上はある分野では意味がないと感じています。なぜそう感じるのか?10年前と比べあらゆる分野で生産性向上を掲げて働いてきましたが、実際に相当な時間の削減が出来てきていると感じています。
その生産性の向上をこれ以上求めても、この現代では物が溢れ、インフラも整い、IT化もこれ以上いるのと感じるくらい凄まじいスピードで成長しています。
この中で、どのように経営の舵取りをしていくのか、どのように思考し、行動していくのかの選択が、生命線と強く感じています。
創造的な環境や経営の構築を如何に進めていくのかを問う時代になってきています。中小企業こそ素早く動くことが出来るので、その強みを生かして行くことが大事なことと思います。
アートの力
顧客の価値、付加価値とは何かとお客様ファーストで皆様が問い続けている中で、フレームワークを活用し考えていますがそのやり方で良いのかと問い続けてきました。
話は違いますが、親に絵を描く才能はないのですが、娘が良く絵を描きます(才能があるかは別として)。その絵を見たときになぜ?その絵をどのように考えて書いているのかと聞くと、何も考えていない、うまく言葉に出来ないと言います。
その感性と言うものがこれからの時代には必要なのかもしれません。
アートの思考とは何か、初めに定義を書いていますが、言葉に出来るものでは無いのかもしれません。アートの力とは感性としか言いようが無いように思います。
お知らせ
美大生の方たちと繋がりたいと考えています。アートの力をぜひお貸しください。
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