pono.houseのお見積及び概算お見積りの注意事項

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お見積りは無料

現在リフォーム、リノベーション工事をする場合に複数社からお見積りを取ることはとても大事なことです。なぜなら同じ商品でもお見積もりが各業者様ごとに違うからです。ただしあまりにも多くの業者様にお見積りをご依頼するのはお勧めしません。3社ぐらいが一番いいと思います。

3社からのお見積りはたぶん全然違うお見積りが提出され悩まれるお客様多いと思われます。なぜこんなに違うのかとさらに戸惑うお見積りが出てきます。

一般的な基準は、(特に水回りは)商品の定価+10%~20%あたりが妥当な金額になります。そこを基準にして頂いて、お客様が判断されるのがいいと思います。


お見積りは無料が現在の当たり前ですが、お見積りを当社が提出させて頂いてからご連絡が取れなくなるなどの誠意のないお客様が大変多くなりました。

当社だけでなく各業者様がお見積書を作るのにどれだけの時間をかけているのかをご理解して頂ければ幸いです。


当社ではお客様=神様とは会社の理念として考えておりません。大量消費大量生産の時代から倫理観,道徳観や社会貢献(SDGsなど)及び社員の人権、働く環境の整備の時代に変わってきています。

企業だけではなく、お客様にも倫理観,道徳観や社会貢献(SDGsなど)及び社員の人権が求められる時代になります。当社は、誠実にお悩みのお客様には徹底してお悩みの改善、提案及びご相談をさせて頂きますが、誠意、誠実のないお客様は、当社からお断り及びご請求させて頂く場合もございます。

ご理解のほどよろしくお願いいたします。



概算お見積りとは

当社では、当社及び各業者様の負担を減らすために、当社にて概算見お見積りを掲載、提出しています。なぜそのようにするのかについてご説明させていただきます。

  • 各業者様にお見積をお願いした場合、お客様はお見積りは無料としてご依頼いたしますが、各業者様に工事をするかわからない状況化で現地調査に来ていただく例でご説明いたします。

例えばキッチン取替の場合

  1. 当社が現地調査。
  2. 建材屋さんにお見積依頼。
  3. 建材屋さんがメーカーに見積依頼。
  4. メーカーがお見積りを建材屋さんに出し建材屋さんが当社にお見積りを出していただきます。
  5. 水道業者様に現地調査して頂きお見積作成を当社に提出。
  6. 電気業者様が現地調査して頂きお見積りを当社に提出。
  7. クロス工事が絡む工事も場合、クロス業者様に現地調査して頂きお見積りを当社に提出。
  8. 当社が各業者様から頂いたお見積りをまとめてお見積り作成(リフォーム規模にもよりますが半日から4日ほどかかります)
  9. お客様に提出

という作業の流れになります。

この作業をして頂いて当社がお仕事を受注出来なかった場合、すべての各業者様のお仕事がゼロになってしまいます。

金額にすると1~9の作業が約5千円の手間としてと4万5千円以上が無駄になってしまいます。

この作業があなたの仕事ですよねと言われる方もいらっしゃいますが、現在の建築、リフォーム業界にこの作業を何回も繰り返す余裕も人材もありません。


なぜこのようなことが必要なのか?

材料費、道具代、釘代、人件費の値上がりそして工事価格の値上げが出来ない、もしくはしづらい状況にあります。(釘代、道具代に関しては2年前の1.5~2倍近くまで上がっています)

また現在、生産性やDX化など効率化を進めながら高単価化して行かなければ人材育成(特に大工さん)が甚大な人材不足を招いています。


法人は永続して営利活動をすることが一番大事なことです。なぜ永続性が大事なのか、工事施工後のアフターサービスやご相談、問題があった時の損害賠償など様ざまな影響があり、また社員やその家族にも多大な損害を与えてしまいます。なので当社は敢えてこの概算お見積りという方法を取らせて頂いています。


価格、品質、サービスという3大要素

どれを選択するのかはお客様がお選びになることです。

価格=高品質、サービスは低価格では成り立ちません。価格だけを求めるのか。品質、サービスを求めるのか、それとも価格、品質、サービスを求めるのかを明確にお決めになることが大事です。

低価格=高品質、サービスはありません。この3大要素をお考えいただくことが新築、リフォーム、リノベーション工事では大事なことです。


人が生活していく中で大事な衣食住の住に当たる部分です。その業界が今大変な深刻な状況化にあり、各業者様も大変苦労している部分です。

もし法人が倒産となりますとお客様にとっても大変な損害となります。